楽天で定番の防災セット3種を比較【1人用】

楽天市場で定番の1人用防災セット3種(山善・アイリスオーヤマ・HIH)を、価格・点数・水と食料の有無で比較しました。水を足したときの合計金額まで計算しています。価格は2026年10月7日時点です。

公開: 更新: 執筆: ゆう|ポイントと暮らしの案内人
買い物の考え方買いまわり

料金・キャンペーンの情報は2026年10月7日時点のものです。最新の条件は公式ページでご確認ください。

要点だけ先に

  • 楽天市場で定番になっている1人用の防災セット3種(山善・アイリスオーヤマ・HIH)を、メーカー公式・正規ストアの販売ページで比較しました
  • 安く始めるなら山善の30点セット(4,500円)に水を足す組み合わせ、買ってすぐ玄関に置ける完成度を取るならHIHの36点セット(15,800円) の二択が分かりやすい形です(いずれも2026年10月7日時点)
  • 山善とアイリスオーヤマのセットには水・食料が入っていません。HIHのセットにも人数×日数分の備蓄はありません。セットだけで備えは完結しない前提で選んでください
  • 水の買い足しは1人3日分で約930円です。計算は本文で示します

防災セットは9月1日の防災の日の前後に話題になりやすい買い物ですが、その時期を過ぎたら来年でよい、というものではありません。冬は停電すると暖房が止まり、寒さへの備えも要ります。買うものを迷ったまま年を越さないように、定番3種に絞って違いを整理しました。

この3種を選んだ基準

公開情報の突き合わせで選んでいます。基準は次の3つです。

  1. メーカーの公式ストア、またはメーカー自身が運営する正規ストアの販売ページであること
  2. 防災セットのまとめ記事やランキングで繰り返し名前が挙がる定番であること
  3. 2026年10月7日時点で販売ページが存在し、セット内容が確認できること

価格・セット構成・在庫は変わりやすいため、この記事の数字はすべて2026年10月7日時点のものです。最終確認は必ず販売ページで行ってください。

3種の比較表

項目山善 防災バッグ30アイリスオーヤマ 33点HIH ハザードリュック36点
販売ストアくらしのeショップ(山善の公式ストア)アイリスオーヤマ公式 楽天市場店ふくしまの防災 HIH ヒカリネット(メーカー直営)
想定人数1人用1人用1人用
点数30点(一次避難用・防災士監修)33点36点
価格(2026年10月7日時点)4,500円(通常18Lタイプ)6,941円(ブラックの単品)15,800円
同じページで選べる他のタイプ大容量25L 5,299円(ブラック。レッドは次回入荷未定)、子供用10点セット 2,799円グレーの単品 5,480円(10月中旬〜下旬の発送予定)、60000mAhバッテリー付き「ミニ電源セット」22,800円(グレーは在庫切れ)タイプ選択はなく1種類のみ
リュックの容量・サイズ18L・幅32×奥行16×高さ43cm・1.97kg幅約32×奥行約16×高さ約43cm(容量のリットル表記は販売ページになし)容量・寸法の記載なし。配送は100サイズ(40×30×18cm)の箱と案内
水・非常食入っていない入っていない保存水・非常食入り
携帯トイレ3個入りセット内容21番に記載(個数の記載なし)衛生・トイレのカテゴリに含む
送料送料込み送料込み送料込み
レビュー件数(2026年10月7日時点)359件(総合4.54)20件(総合4.25)3,242件(総合4.60)

同じ「1人用防災セット」でも、価格が4,500円から15,800円まで3倍以上違います。差の正体は主に「水・食料が入っているか」と「点数・装備の厚さ」です。3種とも送料込みの表示なので、上の価格がそのまま支払額の目安になります。

なお販売ページには、店ごとのポイント倍率のキャンペーン表示が出ることがあります。倍率は期間で変わるため、注文画面の表示で確認してください。

各セットの特徴と向く人

山善 防災バッグ30:最安クラスの入門用

防災士監修の一次避難用30点セットです。リュック・緊急用ホイッスル・2WAY懐中電灯・携帯トイレ3個・レインポンチョ・アルミブランケット・非常用給水バッグなど、避難の初動に必要な生活用品がひととおり入って4,500円です(2026年10月7日時点。8月25日の確認時は4,280円でした)。重さ1.97kgと軽く、販売ページのレビューには「小中学生でも背負えると思います」という声がありました(2026年8月22日投稿)。

同じページで3タイプが選べる点に注意してください。 通常18Lが4,500円、大容量25Lが5,299円(ブラック。レッドは次回入荷未定)、子供用10点セットが2,799円です。子供用は防災頭巾・ポンチョ・携帯トイレなど10点の構成で、30点セットとは中身が別物です。安さだけを見て選ぶと、大人用のつもりが子供用だったという取り違えが起こりえます。

ただし水・食料は一切入っていません。「まず形から備え始めて、水と食料は自分で足す」人向けの入門セットと考えてください。

アイリスオーヤマ 33点:生活用品を厚くした構成

宮城県の被災経験企業として開発された、とうたわれている1人用33点セットです。ウォータータンク・防水スマホ袋・使い捨て下着・ルーペ・お薬ケースなど、避難生活の細かい場面を想定した構成になっています。単品の表示価格はブラックが6,941円、グレーが5,480円です。グレーは2026年10月7日時点で「10月中旬〜10月下旬頃発送予定」の表示でした。

こちらも水・食料は入っていません。販売ページのレビューには「いちばんは食料・水、情報の入手と思います。これらが全くなく、よく見て購入すればよかった」という指摘が実際にあります(2026年4月15日投稿)。この点を理解して買うかどうかが分かれ目です。別のレビューには「空いたスペースに500mlペットボトルを追加した」という使い方も書かれており、足す前提で余白のあるリュックとして見ると評価が変わるタイプです。

停電時のスマホ充電まで一緒に備えたい人は、60000mAhのバッテリーが付く「ミニ電源セット」(22,800円、グレーは在庫切れ)という選択肢もあります。モバイルバッテリーで足りるかの考え方はモバイルバッテリーを容量だけで選ばないための基礎知識にまとめました。ただしこの価格帯になると、後述するHIHのセットに別途バッテリーを足す組み方とも比べる価値が出てきます。

3種の中で、私がいちばん薦めにくいと感じたのがこの単品6,941円(ブラック)の構成です。山善より2,441円高いのに水も食料も入っておらず、レビューは20件(2026年10月7日時点)で他の2種と比べる材料も少ない。グレーの5,480円でも山善との差は980円あります。ウォータータンクや使い捨て下着といった細かい装備にその差額分の価値を認められるなら選ぶ理由がありますが、認められないなら、同じ予算で山善に水と非常食を足したほうが中身は濃くなります。

HIH ハザードリュック36点:水・食料まで入った全部入り型

東日本大震災を経験した福島県の企業が開発した36点セットで、3種の中で唯一、保存水と非常食が最初から入っています。照明・充電・通信、飲食、衛生・トイレ、防寒・避難、応急処置、その他サバイバル用品とカテゴリ別に構成され、東京都の帰宅困難者対策条例に準拠した内容を含むとうたっています。価格は15,800円と3種で最も高いものの、レビュー件数は3,242件・総合4.60(2026年10月7日時点)と、楽天市場の防災セットでは定番中の定番です。

直近のレビューには「軽くて中身は充実。自分の必要なものを追加で入れる余白も丁度良い」という声がありました(2026年8月21日投稿)。買ってすぐ玄関に置ける完成度を重視する人、値段より手間の少なさを取る人向けです。

不満が1つあります。3種で唯一「保存水と非常食入り」を売りにしているのに、その本数と食数が販売ページの本文に書かれていません。商品画像を拡大して数えるしかなく、15,800円のうちいくらが飲食物なのかを買う前に判断できない作りです。リュックの容量と寸法の記載もなく、寸法として案内があるのは配送箱の100サイズ(40×30×18cm)だけでした(2026年10月7日時点)。玄関のどこに置けるかを事前に測りたい人は、この点で他の2種のほうが親切です。

セット買いか、単品買い足しか

判断軸はシンプルで、「いま家に防災グッズがどれだけあるか」です。

  • ゼロに近い人はセットが向いています。携帯トイレやアルミブランケットを単品で30点集めると、比較と注文の手間だけで挫折しがちです。セットの価格は「選ぶ手間の外注費」と考えると納得しやすいです
  • すでにある程度そろっている人は単品買い足しが向いています。セットを買うと懐中電灯やホイッスルが重複します。優先度が高いのは携帯トイレ・飲料水・モバイルバッテリーの3つで、これらはお買い物マラソンの買いまわり対象にもしやすい消耗品です

水と食料はいくら足すことになるか

どのセットを買っても、それだけで備えは完結しません。ここがこの記事でいちばん伝えたい点です。

飲料水の目安は1人1日3リットル×3日分で9リットルです。500mlのペットボトルなら18本にあたります。水・炭酸水のケース買いを1本あたりの単価で比較するで確認したいちばん安い商品(ラベルレスの500ml×48本で2,480円、2026年10月7日時点)を基準にすると、1本あたり2,480÷48=約51.7円、18本で約930円です。48本のケースを1つ買えば、1人3日分を2人分そろえてなお12本残る計算になります。

これを足した合計は次のとおりです。

組み合わせ本体水(1人3日分)合計
山善 30点+水4,500円約930円約5,430円(非常食は別)
アイリスオーヤマ 33点(ブラック)+水6,941円約930円約7,871円(非常食は別)
HIH 36点15,800円セットに保存水あり(最小構成)15,800円

非常食は好みと食べ慣れで選ぶものなので、金額をここで一律に置くことはしません。普段食べているレトルト食品や缶詰を少し多めに買い、古いものから食べて買い足す回し方にすると、期限切れで捨てる無駄が減ります。主食のお米も同じ回し方ができます。単価は楽天で買う定番のお米を1kgあたりの単価で比較するにまとめました。日用品のストック全般の考え方は日用品の定番5品を単価で整理するにまとめました。

そのほか、どのセットにも入っていないものがあります。

  • 常用薬・眼鏡・コンタクト用品・生理用品・子供やペットの用品は、自分の生活に合わせて足してください
  • 保存水・非常食には賞味期限があります。買った日をメモして、年1回(防災の日が覚えやすいです)入れ替える運用まで決めて、はじめて備えになります

注文画面で取り違えやすいところ

  • 選ぶタイプを間違えていないか(山善は18L/25L/子供用、アイリスオーヤマは単品かミニ電源セットかで価格が大きく変わります)
  • 表示価格が送料込みか。3種はいずれも2026年10月7日時点で送料込みの表示ですが、注文画面の支払額で最終確認する
  • 水・食料が入っているか。入っていない場合に何をいくら分買い足すか
  • リュックの置き場所。玄関など持ち出しやすい場所に置けるサイズか
  • 家族がいる場合、1人用×人数で予算がいくらになるか

1つ決めたら、同じ注文で水も入れる

セットを1つ決めたら、同じ注文で水も一緒にかごへ入れてください。防災セットだけ買って「水は今度」と後回しにすると、そのまま1年経ちます。水のケース買いの単価は水・炭酸水のケース買いを1本あたりの単価で比較するにまとめてあり、複数店舗に分けて注文するならお買い物マラソンの期間に合わせると店舗数も稼げます。

よくある質問

防災セットを買えば、備えは完結しますか?
しません。今回比べた3種のうち、山善とアイリスオーヤマのセットには水・食料が入っていません。HIHのセットには保存水と非常食が入っていますが、人数×日数分の備蓄はありません。セットだけで完結しない前提で、買い足す分まで含めて予算を組んでください。
1人用の防災セットは、いくらくらいですか?
2026年10月7日時点で、山善の30点セット(通常18L)が4,500円、アイリスオーヤマの33点セット(ブラック単品)が6,941円、HIHの36点セットが15,800円でした。3倍以上の差の正体は主に「水・食料が入っているか」と「点数・装備の厚さ」です。3種とも送料込みの表示です。
水はどのくらい買い足せばいいですか?
目安は1人1日3リットル×3日分で9リットル、500mlのペットボトルなら18本です。1本あたり約51.7円の商品(ラベルレスの500ml×48本で2,480円、2026年10月7日時点)を基準にすると約930円になります。48本のケースを1つ買えば、1人3日分を2人分そろえてなお12本残る計算です。
注文画面で取り違えやすいのはどこですか?
同じページで別タイプが選べる商品です。山善は18L(4,500円)・25L(5,299円)・子供用10点セット(2,799円)、アイリスオーヤマは単品(ブラック6,941円、グレー5,480円)かバッテリー付きのミニ電源セット(22,800円)で価格が大きく変わります(2026年10月7日時点)。安さだけを見て選ぶと、大人用のつもりが子供用だったという取り違えが起こりえます。

参照情報

リンク先の内容は変更される場合があります。最終確認日: 2026年10月7日

関連商品

山善 防災バッグ30(防災士監修・一次避難用30点セット) 画像出典: 楽天市場

公開情報の整理

山善 防災バッグ30(防災士監修・一次避難用30点セット)

山善(くらしのeショップ)

防災士監修の一次避難用30点セット。リュック容量18L・約1.97kgと軽く、まず1つ備える入門用として定番です。水・食料は入っていないため別途用意が必要です。価格・タイプ構成は販売ページで確認してください。

楽天市場で見る

リンク・情報確認日: 2026年10月7日

アイリスオーヤマ 防災セット 1人用 33点 画像出典: 楽天市場

公開情報の整理

アイリスオーヤマ 防災セット 1人用 33点

アイリスオーヤマ(公式 楽天市場店)

宮城県の被災経験企業が開発した1人用33点の防災リュック。ウォータータンクや防水スマホ袋など生活用品が幅広く入ります。水・食料は入っていません。価格・セット構成の選択肢は販売ページで確認してください。

楽天市場で見る

リンク・情報確認日: 2026年10月7日

HIH ハザードリュック 非常用持ち出し袋36点セット(1人用) 画像出典: 楽天市場

公開情報の整理

HIH ハザードリュック 非常用持ち出し袋36点セット(1人用)

HIH(ヒカリネット・福島県)

東日本大震災を経験した福島県企業が開発した1人用36点セット。保存水・非常食まで含み、東京都帰宅困難者対策条例に準拠した内容をうたいます。レビュー件数の多さでも定番です。価格は販売ページで確認してください。

楽天市場で見る

リンク・情報確認日: 2026年10月7日

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