楽天カードのリボ手数料が日割りに改定。2026年11月請求分から

楽天カードのショッピングリボ払いは、2026年11月のご請求分から手数料の計算が月割りから日割りに変わります。同じ残高でも、支払日から次の支払日までの日数で手数料が変わります。公式の計算例、増える場面と減る場面、残高をまとめて払う手続きを2026年10月7日時点の公式ページで整理します。

公開: 更新: 執筆: ゆう|ポイントと暮らしの案内人
楽天カード買い物の考え方

料金・キャンペーンの情報は2026年10月7日時点のものです。最新の条件は公式ページでご確認ください。

この改定で変わること

  • 計算の割り方が変わります。 ショッピングリボ払いの手数料が、これまでの「月割り」から「年365日(うるう年は366日)の日割り」になります
  • 適用は2026年11月のご請求分からです。 2026年8月10日付の公式のお知らせに明記されています
  • 同じ残高でも金額が変わります。 支払日から次の支払日までの日数で計算するため、28日の月と31日の月で手数料が変わります
  • 早期返済には経過措置があります。 11月のご請求分を2026年11月10日(火)までに早期返済した場合は、改定前の計算方法が適用されます
  • 2026年11月11日(水)にカード会員規約も改定されます

この記事はショッピングリボ払いの包括信用購入あっせんの手数料計算方法改定に関するお知らせと、楽天カードのリボ払いの公式ページを読んで書いています。内容は2026年10月7日に確認したものです。

月割りと日割りは、式のどこが違うか

公式のお知らせに書かれている変更内容は、次の1行ずつです。

区分公式の記載
改定前当社所定のリボ手数料率により月割りで計算
改定後当社所定のリボ手数料率により年365日(うるう年は年366日)の日割りで計算

式にすると、残高に掛ける係数の作り方が変わります。改定前は「実質年率÷12カ月」で、どの月でも同じ割合でした。改定後は「実質年率÷365日×その期間の日数」で、日数が月ごとに違うぶん、係数も月ごとに変わります。

リボ払いにかかる手数料の率そのものは、公式ページに次のように書かれています。

カードの種類リボ手数料の実質年率
楽天カード・楽天PINKカードを含むそのほかのカード17.64%
楽天ブラックカード・楽天プレミアムカード15.00%

率は今回の改定の対象ではありません。変わるのは、この率を1カ月ぶんに割るときの割り方です。

なお、リボ払いの公式ページのよくあるご質問は、2026年10月7日の時点ではまだ改定前の式(お支払い前月末残高×実質年率÷12か月)のままです。2026年11月のご請求分からは、お知らせに書かれた日割りの式で計算されます。2つのページで式が違って見えるのは、このためです。

公式に載っている計算例

お知らせには計算例が2つ載っています。どちらも9,000円の買い物を、締切日は月末、支払日は翌月27日、実質年率17.64%、支払元金は残高20万円以下で3,000円、うるう年ではない、という条件で計算したものです。

例1: 1月1日に9,000円を使った場合

利用情報が楽天カードに届いたのが1月2日のケースです。手数料だけを取り出すと、こうなります。

支払い月改定前のリボ手数料改定後のリボ手数料
2月132円243円
3月88円81円
4月44円44円
3回の合計264円368円

改定前は、どの月も「残高×17.64%÷12カ月」で計算しています。改定後は日数が入り、2月が9,000円×17.64%÷365日×56日=243円、3月が6,000円×17.64%÷365日×28日=81円、4月が3,000円×17.64%÷365日×31日=44円です。

56日は、利用情報の到着日の翌日(1月3日)から初回の支払日(2月27日)までの日数です。28日は2月28日から3月27日まで、31日は3月28日から4月27日までを数えています。合計の行は公式の数字を当サイトで足したもので、3回ぶんで104円増えます。

例2: 1月31日に9,000円を使った場合

同じ9,000円でも、利用情報が届いたのが2月1日になるケースです。

支払い月改定前のリボ手数料改定後のリボ手数料
2月132円113円
3月88円81円
4月44円44円
3回の合計264円238円

2月の改定後は、9,000円×17.64%÷365日×26日=113円です。26日は、利用情報の到着日の翌日(2月2日)から初回の支払日(2月27日)までの日数です。3月と4月は例1と同じ計算になります。合計の行は当サイトで足したもので、3回ぶんで26円減ります。

手数料が増える場面と、減る場面

2つの例の違いは、買った日が月初か月末かだけです。ここから読み取れることを、公式の計算式に沿って書きます。

改定後の係数は「実質年率÷365日×日数」なので、日数が365÷12=約30.4日より長ければ改定前より増え、短ければ減ります(当サイトの計算)。日数の決まり方は、初回とそれ以降で違います。

回日数の数え方増えやすいのはどんなときか
初回利用情報の到着日の翌日から初回の支払日まで締切日(月末)の直後に使うと日数が長くなり、手数料が増えます
2回目以降前回の支払日の翌日から次の支払日まで31日ある月は30.4日より長いので、わずかに増えます

例1の56日と例2の26日は、この初回の日数の差です。公式のお知らせも「ご利用日や締切日に応じたより精緻な手数料計算となります」と書いていて、一律に上がるとも下がるとも書いていません。自分の請求がどちらに動くかは、使った日と支払日の間隔で決まります。

2026年11月ご請求分は、いつの支払いか

楽天カードの締日は月末、支払い日は翌月27日です(金融機関が休業日の場合は翌営業日)。この決まりから、2026年11月のご請求分は、2026年10月31日で締めて2026年11月27日に引き落とされる請求を指します。

項目内容
利用の締日毎月末日
引き落とし日翌月27日(金融機関が休業日の場合は翌営業日)
改定が最初に効く請求2026年11月27日引き落としぶん
改定前の計算が残る条件11月のご請求分を2026年11月10日(火)までに早期返済した場合

リボ払いの手数料は、その時点の残高にかかります。11月より前に買ったものでも、残高が残っていれば11月の請求から新しい計算になります。「11月1日以降に使った分だけが対象」ではありません。

リボ残高を早く減らすときの手続き

リボ払いは、残高がある限り実質年率15.00%から17.64%の手数料がかかり続けます。残高を減らす手続きは、公式ページに2つ載っています。

手続きできること対象になる支払い
リボ残高のおまとめ払い残高の一部または全額を次回の支払日にまとめて払う次回の支払いのみ
リボお支払いコース変更毎月の支払い元金を1,000円単位(3,000円以上)で増やす、または減らす毎月の支払い

どちらも楽天e-NAVIから申し込みます。楽天カードアプリの場合は「明細」から「支払額の調整」に進み、目的の項目を選びます。当月のご請求分に反映する締切は、お支払い月の10日22時00分までです。11日以降に手続きすると、翌月のご請求分からの適用になります。

公式ページには、おまとめ払いの効果を示す計算例も出ています。150,000円の買い物を10,000円コースで払うと支払い回数15回・手数料17,640円、2回目の支払いで100,000円をおまとめ払いすると5回・5,145円で、差は12,495円という例です(実質年率17.64%の場合)。なお、全額払いを指定した場合もその回のリボ手数料はかかる、と注意書きがあります。

銀行振込は不要で、楽天e-NAVIから24時間申し込めるとも書かれています。電話での繰り上げ返済と違って振込手数料がかからない点も、公式ページに挙げられています。

通信費などの固定費を見直して毎月のお金が浮いたときも、手数料のかかる支払いを先に減らすほうが計算が合います。浮いた分の行き先の決め方は通信費を下げたあとの家計の見直しにまとめました。

楽天カードのキャンペーン一覧には、「自動でリボ払いにご登録&ご利用で最大5,000ポイント」という常時開催の企画も載っています(2026年10月7日確認)。特典のポイントと、リボ残高がある限りかかり続ける手数料は、分けて計算してください。ポイントのために支払い方法を変えてよいかの考え方は楽天ポイントを貯めること自体が目的になっていないかに書きました。

使っている人が確認すること

  • 楽天e-NAVIか楽天カードアプリで、いまのショッピングリボ残高を確認する
  • 「自動でリボ払い」の設定になっていないかを確認する。1回払いが自動でリボ払いに変わる設定です
  • 自分のカードの実質年率が17.64%か15.00%かを確認する
  • 11月の請求を改定前の計算で終えたい場合は、2026年11月10日(火)までに早期返済するかを決める
  • 残高をまとめて払うなら、お支払い月の10日22時00分までに手続きする

まとめ

2026年11月のご請求分から、楽天カードのショッピングリボ払いの手数料は日割り計算になります。率は変わらず、変わるのは1カ月ぶんへの割り方です。公式の計算例では、初回の手数料が132円から243円に増える例と、132円から113円に減る例の両方が示されています。自分の分がどちらに動くかは、使った日と支払日の間隔で決まります。残高を早く減らしたいときは、リボ残高のおまとめ払いが公式の手続きとして用意されています。カードの種類ごとの年会費と特典は楽天カード・ゴールド・プレミアムの違いと年会費の損益分岐にまとめました。楽天のポイントやサービスの決まりがいつ何に変わったかは、楽天のポイント制度、いつ何が変わったかで時系列に並べています。

よくある質問

楽天カードのリボ手数料は、いつから変わりますか?
2026年11月のご請求分からです。2026年8月10日付のお知らせに「2026年11月ご請求分より適用」と書かれています。11月のご請求分を2026年11月10日(火)までに早期返済した場合は、改定前の計算方法が適用されます。あわせて2026年11月11日(水)にカード会員規約も改定されます(2026年10月7日確認)。
月割りから日割りになると、手数料は値上げですか?
一律に上がるとは公式に書かれていません。改定前は残高×実質年率÷12カ月、改定後は残高×実質年率÷365日×日数です。公式の計算例でも、初回の手数料が132円から243円に増える例と、132円から113円に減る例の両方が示されています。
同じ買い物なのに、人によって手数料が変わるのはなぜですか?
改定後は日数で計算するためです。利用情報が楽天カードに届いた日の翌日から初回の支払日までの日数が、公式の計算例では56日の場合と26日の場合があり、同じ9,000円でも手数料が243円と113円に分かれています。締切日の直後に使うほど初回の日数が長くなります。
リボの残高をまとめて払うことはできますか?
できます。「リボ残高のおまとめ払い」で、残高の一部または全額を次回のカード支払い日にまとめて払えます。楽天e-NAVIか楽天カードアプリの「明細」から「支払額の調整」に進みます。当月のご請求分に反映する締切は、お支払い月の10日22時00分までです。

参照情報

リンク先の内容は変更される場合があります。最終確認日: 2026年10月7日

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