楽天ポイント利息に1万ポイント預けると1年でいくら増えるか

楽天ポイント利息の利率は年0.108%です(2026年8月24日に公式ページで確認)。1万ポイントを1年預けて受け取れるのは10ポイント、3年でも32ポイントでした。公式の数字から自分で計算した結果と、それでも預ける意味がある人を整理します。

公開: 執筆: ゆう|ポイントと暮らしの案内人
楽天ポイントポイント運用買い物の考え方

料金・キャンペーンの情報は2026年8月24日時点のものです。最新の条件は公式ページでご確認ください。

この記事の結論

  • 楽天ポイント利息の利率は年0.108%です(2026年8月24日に公式ページで確認)
  • 1万ポイントを預けて1年で受け取れるのは10ポイント、3年預けても32ポイントです
  • 同じ1万円を楽天銀行の普通預金に1年預けた場合(マネーブリッジ利用で年0.48%、2026年8月3日時点)の税引後およそ38円と比べると、4分の1ほどの水準です
  • それでも預ける意味があるのは、使う予定のない通常ポイントを、うっかり使わないように置いておきたい人です

「ポイント利息に預けると、実際いくら増えるのか」。この記事はその1点に答えます。公式ページに書かれている利率をそのまま使い、1,000ポイント・1万ポイント・10万ポイントを1年と3年預けた場合の増加額を計算しました。数字が小さいことは隠さずに書きます。そのうえで、それでも預ける人がいる理由も整理します。内容は2026年8月24日に公式ページと楽天市場ヘルプで確認した情報にもとづきます。利率は変わる可能性があるため、最新の数字はポイント利息の公式ページで確認してください。サービスの仕組みそのもの(銀行預金との違いなど)は楽天ポイント利息とは。仕組みと銀行預金との違いで整理しています。

年利0.108%を、そのまま計算式にする

ポイント利息の公式ページには、2026年8月24日時点で次のように書かれています。

  • 「月末までに預けたポイントに応じて毎月5日に利息がつきます。利率は年利0.108%」
  • 「利息の進呈は1ポイント単位です。端数は翌月繰り越しとなり、1ポイント以上となった時点で進呈されます」

さらに楽天市場ヘルプのポイント利息のよくあるご質問には、「毎月の最終(毎月末日23時59分59秒時点)のポイント利息の残高に対して、本サービスのWEBサイト上に表示する毎月の利率によって計算されたポイント数が、翌月5日に利息口座に進呈されます」と記載があります(2026年8月24日確認)。つまり計算の対象になるのは、月末23時59分59秒時点で預けている残高です。

年利0.108%を12カ月に分けると、1カ月あたりの利率は0.009%になります。計算式にすると次のとおりです。

  • 1カ月分の利息 = 預けているポイント数 × 0.009%
  • 1年分の利息 = 預けているポイント数 × 0.108%

1万ポイントなら、10,000 × 0.108% = 10.8ポイントです。自分の金額で計算したいときは、預ける予定のポイント数に0.00108を掛けてください。5,000ポイントなら 5,000 × 0.00108 = 5.4ポイント、3万ポイントなら 30,000 × 0.00108 = 32.4ポイントが1年分の目安になります。

1,000・1万・10万ポイントを1年と3年で計算する

上の式で計算した結果が次の表です。3年分は、進呈された利息が翌月以降の元本に加わることを織り込んで、1カ月ずつ36回計算しました。楽天市場ヘルプに「毎月月末時点の利息プラスポイントを元本に、翌月に進呈されるポイントも利息プラスポイントとなります」と記載があるためです(2026年8月24日確認)。

預けるポイント数1カ月分の計算1年で受け取れる利息3年で受け取れる利息
1,000ポイント1,000 × 0.009% = 0.09ポイント1ポイント3ポイント
1万ポイント10,000 × 0.009% = 0.9ポイント10ポイント32ポイント
10万ポイント100,000 × 0.009% = 9ポイント108ポイント324ポイント

1万ポイントの1年分は、単純計算では10.8ポイントです。ただし進呈は1ポイント単位で端数は翌月へ繰り越されるため、12カ月かけて実際に受け取れるのは10ポイント、残りの0.8ポイントは13カ月目以降に持ち越されます。3年分も同じ理由で、単純に3倍した32.4ポイントではなく32ポイントになります。

10万ポイントの場合は1カ月分がちょうど9ポイントになるので端数が出ず、108ポイント、3年で324ポイントと計算どおりに受け取れます。1,000ポイントの場合は1カ月分が0.09ポイントしかないため、繰り越しが1ポイントに達する11カ月目までは進呈がありません。預ける額が小さいほど、進呈の間隔が長くなります。

なお、月末時点の残高が計算の対象なので、月末までに預けていない分にはその月の利息はつきません。また、1回の追加上限は30,000ポイント(ダイヤモンド会員は500,000ポイント)、1日に追加と引き出しができる回数は合計10回までと楽天市場ヘルプに記載があります(2026年8月24日確認)。10万ポイントを一度に預けることはできないため、4回に分けて追加する必要があります。

楽天銀行に同じ金額を預けた場合と比べる

増え方の水準を確かめるために、同じ1万円を楽天銀行の普通預金に1年預けた場合と並べます。金利は楽天銀行の預金金利のページに掲載されている2026年8月3日時点の数字で、2026年8月24日に確認しました。

預ける先年利1万円分を1年預けたとき受け取るもの
楽天ポイント利息年0.108%10ポイント楽天ポイント
楽天銀行 普通預金(通常)年0.40%(税引後 年0.318%)約32円(10,000 × 0.318%)現金
楽天銀行 普通預金(マネーブリッジ利用、残高1,000万円以下)年0.48%(税引後 年0.382%)約38円(10,000 × 0.382%)現金

楽天銀行のページには、利息に復興特別所得税を含む20.315%の税金がかかると記載があります。そのため税引後の年利で計算しています。ポイント利息の10ポイントは、マネーブリッジ利用時の約38円と比べると4分の1ほどの水準です。

ただし、この比較は「ポイントを現金に替えて銀行に入れたほうが得」という話ではありません。楽天市場ヘルプには「利息を現金で受け取ったり、換金することはできません」と明記されています(2026年8月24日確認)。楽天ポイントはそもそも現金化できないため、比べられるのは増え方の水準だけです。手元にあるのが現金ではなくポイントである以上、選択肢は「ポイント利息に預けるか、預けずに置いておくか、使うか」の3つになります。

それでも預ける意味がある

増える額は小さいですが、預ける判断が成り立つ場面はあります。楽天市場ヘルプと公式ページに書かれている事実から、理由になりうる点を挙げます(いずれも2026年8月24日確認)。

  • 手数料がかからない。「サービスの手数料は発生しません」と記載があります。増える額が10ポイントでも、差し引かれるものがないため手取りはそのまま10ポイントです
  • 預けたポイントが減らない。「ポイント利息の利息プラスポイントは、減少することはありません」と記載があります。値動きで減るポイント運用とはこの点が違います
  • うっかり使うことを防げる。「貯めトクモード」をONにすると、毎日14時より順次、手持ちの通常ポイントがすべて自動的に預けられます。買い物の支払い画面でポイントが自動的に使われてしまう状況を避けたい人には、この自動化のほうが利息より実利があります
  • 引き出しがすぐできる。1ポイントから引き出せて、引き出したポイントは即時に通常ポイントへ反映されると記載があります

また、利率が上がるキャンペーンが開かれることがあります。2026年8月4日10時から8月31日23時59分まで、エントリーのうえ期間中に追加した分の利息が2倍になるキャンペーンが開催されています(2026年8月24日確認)。条件と注意点は利息アップキャンペーンの記事にまとめました。ただし2倍になっても、1万ポイントの1年分は10.8ポイントが21.6ポイントに変わる規模です。キャンペーンのためにポイントを貯め込む理由にはなりません。

「意味がない」と感じる人と、預ける前の注意点

次に当てはまる人は、預けても目的に合いません。

  • ポイントをまとまって増やしたい人。1年で0.108%という水準は、増やす手段としては期待に応えません
  • 期間限定ポイントの置き場所を探している人。追加できるのは通常ポイントのみで、提携サービスから交換した通常ポイントも対象外です(2026年8月24日確認)。期間限定ポイントの扱いは期間限定ポイントを失効させないための確認方法を読んでください
  • 近いうちに使う予定のポイントを預けようとしている人。引き出し自体はすぐできますが、月末をまたがないと利息はつかないため、短期間だけ預けても増えません

いちばん見落としやすいのは、他のサービスでポイント払いを設定している場合です。楽天市場ヘルプには、楽天モバイルの料金をポイントで支払う設定、楽天カードのポイント支払いサービス、楽天証券のポイント積立の設定をしている場合の注意が載っています(2026年8月24日確認)。貯めトクモードがONだと通常ポイントが自動で利息側へ移るため、支払いに充てるつもりのポイントが手元から消えます。案内されている対応は2つで、①貯めトクモードをONのまま必要なポイントを引き出す(自動追加が一時的にOFFになり、3日後に設定が戻ります)、②貯めトクモードをOFFにする、のどちらかです。毎月の通信料をポイントで払っている人は、預ける前にこの設定を確認してください。楽天モバイルの契約自体をこれから検討する段階なら、申し込み方法の1つとして紹介キャンペーンのしくみと確認事項も判断材料になります。

預ける前に確認すること

  • 預ける予定のポイント数に0.00108を掛けて、1年で増える目安を自分で出す
  • 保有ポイントのうち通常ポイントがいくらあるかを楽天PointClubで確認する
  • 楽天モバイル・楽天カード・楽天証券でポイント払いを設定していないか確認する
  • 1回の追加上限30,000ポイントと、1日の追加・引き出し合計10回までの上限を踏まえて追加回数を決める
  • 引き出しを一度試して、即時に通常ポイントへ戻ることを確かめる

まとめ

1万ポイントを1年預けて増えるのは10ポイントです。これを「少ない」と感じるなら、その感覚のほうが正確です。ポイント利息は増やす手段ではなく、使う予定のないポイントを減らさずに置いておく場所と考えるのが実態に合います。ほかの選択肢と並べて検討したい人は楽天ポイントを「育てる」5つのサービスをまとめて比較するを、預ける期間で選び分けたい人は楽天ポイント利息とポイント定期の違い。どちらに預けるかを読んでください。

参照情報

リンク先の内容は変更される場合があります。最終確認日: 2026年8月24日

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